国語の勉強方法

国語は一番安定しない教科？

こんにちは。シエルとソワル塾長の廣田　良輔です(^^)

本日は国語の勉強法について・・・

国語って勉強しても点数が問題によってバラバラ！

そんなイメージを持ってる方はいないでしょうか？それは、雰囲気で問題を解いているからです・・・。雰囲気で解くので正答率がバラバラになりその当日の運次第となってしまいます。

漢字と文法は暗記！

これは当たり前ですが、自分の名前の由来、どうしてこの漢字が出来たかは知りませんが、漢字で名前は書けます。書く回数が多いから覚えています。犬＝dog？？なんで？？？そんなこと思っても仕方ありません。えらい人が決めたんで覚えるだけです！文法に関しても覚えることがほとんどなので、そこは諦めて問題演習を繰り返したり文法帳を繰り返し読んで覚えましょう。また語彙力で文章の理解度が変わりますので難しい言葉に出会ったときは辞書でひくなりして一緒にその場で覚えてしまいましょう♪

では文章読解法

中学校の定期テストでは一番効果があるのは音読です。定期テストでは出題範囲が教科書からのことが多く、文章をしっかりと記憶している方が得になるからです。特に聞かれやすい前置詞はしっかりと記憶しましょう（記憶しなくても前後関係から選択肢は選べますが・・・）

では定期テストではない実力テストなどの初めて目にする問題はどう解くか →論説文の場合

最も大切なのは筆者の論点を読み解くことです。論説文では必ず筆者が読者に伝えたいこと、また学んでほしいことが記されています。そして必ずと言っていいほど、その内容は問題として出されます。読み解くためのチェック項目を以下に箇条書きします。

①逆説の言葉（けれども、しかし、その一方で、だが）などの 後に注目する →一般論を先に述べてから筆者の思いを書くことが多く、一般的には〇〇だと考えられている一方で、□□である。この場合、筆者の論点は□□の方であることは分かりますよね？つまり、逆説の後に筆者の論点が来ることが多いため、このような語句の後はしっかりとチェックしましょう！

②理由や具体例が書いてある前後は必ずチェック！ →筆者が主張している理由を聞かれる問題や、どのような例をあげているかを聞いてくる問題は多く出てきます。また、人にものを説明するときは抽象→具体で書かれています。 裏技的に考えると具体例が出ている1.2文前には筆者の主張がまとめられている可能性が高いです！

③段階的に書かれている文章は段落ごとに筆者の意見あり！ →どういうことかと言うとまず～～～～。次に～～～～。最後に～～～～。

や

第一に～～～第二に～～～第三に～～～。

このような始まり方をしている文章は論点が一つでなく、複数ある可能性の方が高く、正誤問題の選択肢として多く使われることがあります。段落・文章のまとまりごとに筆者の言いたいことが書かれていることが多いので必ずチェックするようにしましょう！！

小説の読み方

大きく分けてポイントは3つです！

①登場人物を知る 登場人物は主人公だけでなく、その周りの人物との関係性をしっかりと把握出来るようにしましょう。

②時間軸を把握する 個人的には最も重要な要素だと思っています。小説は基本的には出来事が起こる→登場人物の心情に変化が出るという流れになっています。「あたりが急に暗くなって」←こんな描写が書かれていたとしたらこの後に起こる出来事は「陽」か「陰」か・・・言わなくても後者であることが分かると思います。このような周りの風景の変化、音の変化、そういったシチュエーションの変化も大きなヒントとなるので読み解けるようにしましょう！

③心情やセリフ、それに伴った行動や情景の描写に注意する 例えばですが・・・「君にはこの問題が解けない」と言われ〇〇は爪が食い込むまで手を握りしめた。このような文章があれば、〇〇は悔しい思いをしていると読み取れますよね？

「〇〇をしてみたらうまくいくよ」と言われたその時、光が差し込むように部屋が明るくなった。こんな文章があれば、難しくてできなかったことがアドバイスを聞いて出来るようになった！と読み取れますよね♪

イベント→人物の行動、周囲の描写 この流れを読み取ることが小説のカギとなります！

古文漢文について書いても長くなってしまうので今日はこのあたりまで＾＾

国語が嫌いという皆さん！国語が出来ないと英語の和訳問題も変な日本語で書いちゃうし、理由を聞かれた問題も答えられません！長い数学や理科の文章問題も理解できません！

なので国語は一番他の教科とリンクしている大切な科目であることを忘れずに今日も一日頑張りましょう！

そして国語がコツをつかめば一番得点源になる科目です！国語が取れずに志望校をランク下げする生徒も事実多くいます！

安定した成績を残せるように頑張りましょう！！